カンボジアのトイレ事情から番外編として、県内高校におけるトイレ事情まで話が飛んでしまいましたが、引き続き相原文哉教諭(=建築科、トイレ博士?)のまとめたリポートをWebで紹介します。
◇日本の学校のトイレ事情
県内の一昔前の高校トイレ状況を観察すると‥
学校の便所は男性、女性用の専用に分かれている。それは階毎にあり、おおむね廊下から入る。内部はタイル仕上げで水洗式である。
最近の傾向として大便器に1個は洋式を設置するが、A校の場合は古いので全部が和式便器であり、小便器は床置のストール式である。
廊下からフラッシュ戸(扉)を開いて便所内に入ると片方に小便器が5〜8個並び、その反対側に大便器(ブースと言う個室)が2〜3個並ぶ。入り口近くに手洗い器と掃除用流し、掃除用具入れブースがある。
南と北のホームルーム棟にそれぞれ便所がある。南棟3階の男子便所は廊下から入る扉に透明ガラス窓が設けてあるが、これは便所の位置が職員室や研究室から最も遠い位置にあるので、便所内で生じるアクシデントを心配して、内部が見れるようにと付けた窓である。
ところが、この窓の存在が不評なのである。つまり廊下から小便中の後ろ姿が丸見えなので、この便所を使うのはイヤダという。昼休みに利用率を調べると、なるほど利用者が少ない。わざわざ1階の便所や北棟の便所へと大勢が移動していた。
利用率が思わしくなかったので、窓部分に紙を貼って内部を見えないようにしたところ、利用者は増したが…。
◇◆小便所の床の汚れ◆◇
・どうして汚れるのか
学校の小便所の様子は右図のように朝顔式かストール式であるが、その真下、すぐ前の床が小便で汚れるのである。住宅の便所でも朝顔式の床下はかなり汚れてしまう。
原因は、便器に届かなかった小便がこぼれ落ちたのである。こぼさないように我々男性はもっと便器に近づいて立てばよいわけだが、それが思うようにいかない。その汚れの具合を検証してみる。
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